空き家はまちの歴史の生き字引
お年寄りから子どもまで楽しめる蔵出し市

Team Machiya

Antique market

例えば

水屋箪笥、文机、長持、屏風、間仕切、火鉢、飾棚、什器。
着物、浴衣、裃、袴、羽織、下駄、簪、キセル、草履、古布。
ミシン、硯、掛時計、掛軸、茶器、レコード、蚊帳、三味線。

空き家にはその家の暮らしを支えていた道具や生活を彩っていた嗜好品がたくさん残されています。その一つ一つがそこで暮らしていた人たちの生活を物語り、同時に時代時代の郡上八幡の生活の様子を現代の私たちに伝えてくれます。

記憶や歴史は一度失ってしまうと途端に取り戻すことが難しくなります。それは建物も、中に残されたモノも同様です。町家だけでなく、そこに積み重ねられてきた記憶、物語も含めてまちに受け継いでいくために、チームまちやでは空き家に残されたモノを活用した取り組みを行っています。

そのひとつが「骨董市やすやす」です。毎年11月に開催される「町家オイデナーレ」の際に、限定二日間で空き家から集められた物品を展示・販売し、お年寄りから子どもまで、多くの住民の皆さんに楽しんでもらっています。「これ昔よう使ったわ!」と「何ですか、これ?」が一緒くたになり、今と昔が繋がる不思議な時間が生まれます。

その他にも郡上でものづくりに取り組む方々と協働し、古布を使ったアート展示や服づくり、下駄の鼻緒へのリメイクなどにもチャレンジしています。古材や古家具など、生まれ変わるのを待ちわびているモノがたくさんありますので、興味のある方は是非ご一報を!

  • 骨董市の売上は、今後の郡上八幡のまちづくりに活用させていただくことでまちへと還元しています。

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空き家拝見ツアー

10軒程の空き家を巡るまちなか
拝見ツアー。移住を検討されている方・
町家に興味のある方必見です!

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町家オイデナーレ

過去と未来が不思議に混ざり合う
城下町を舞台に繰り広げられる
2日間の町家フェス。